子どもの嘘には、2通りあります。
空想の世界を楽しんで現実との区別がつかなくなり、「きのう空を飛んだよ。」とか「きのう大きなケーキ、お父さん買ってきたんだよ。」というようなかわいい嘘。大人や友達の注目を浴びたくて嘘をつく時もあります。
もう1つは、失敗の許されないしつけの厳しすぎる環境にあって、自分を守るためにつく嘘です。
かわいい嘘は、「そうだったらいいね!」と聞いていっしょに楽しんであげればいいのですが、叱られるからつく嘘は、考えなければいけません。
大人に愛され認められている子、大人の愛情が信じられる子は、嘘をついてもすぐに「嘘でしょ?」と言えば「そうなの、ごめんなさい。」とあやまることができます。
「自分は、失敗・あやまちを認め、励まして行く大人であるか」子どもの嘘に悩んでいる人は、自分自身を振り返ってみましょう。