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 子育てQ&A
 

 6. 睡眠

夜泣き                           →閉じる

乳児の夜泣きは、昼、活発に動き回れるようになる1才半ごろまでには、だんだん無くなります。昼の興奮が続いたり、お腹がすいていないか、のどがかわいていないか、虫さされはないかなど、よく確めましょう。
ひんやりした外気の中をだっこしてしばらく歩くだけで興奮が収まり、落ち着いてくる場合も多いです。
昼の生活に遊びや散歩などを多く取り入れ、快い疲れで夜のお布団に入るという風にしてあげたいものです。
原因の分らない夜泣きに悩まされているとお母さんは睡眠不足になります。昼であっても赤ちゃんが寝たら一緒に寝るようにして切り抜けましょう。

夜警                            →閉じる

眠っている乳幼児が突然大声で叫んだり、激しく手足を動かしたり、飛び起きたりするのを夜警といいます。
大部分は、昼の興奮がそのまま続いていたり、暑すぎて寝苦しい時におこります。
静かに声をかけ、軽くトントンしたり、体をなでたりして気持ちを落着けるようにします。しばらくして何事もなかったようにまた眠りにはいっていくことが多いものです。

夜寝ない                          →閉じる

赤ちゃんが昼夜逆転し、お母さんを悩ませることはよくあります。生後3〜4カ月を過ぎる頃には、自然と夜眠るリズムになってきます。昼は部屋を明るくし、音楽や声かけ、遊びへの働きかけなどで、できるだけ刺激を与えましょう。昼夜のリズムは赤ちゃんを取り巻く生活の中で作られます。大人が夜型の生活をしていると、子どもも平気で10時11時まで起きている子になってしまいます。大人の都合で子どもの生活のリズムを乱してはいけません。

寝言・歯ぎしり                       →閉じる

社会性が芽生えてくる3才前後より昼の出来事による興奮や不満などが、寝言・歯ぎしりとなって出てくることがあります。子どもはそのことを覚えていないのですが、だっこしてトントンしたり、声をかけたりして、気持ちを落着けるようにしましょう。
そして朝になって目覚めている時に、静かに話を聞いて、不安やストレスをできるだけ取り除いて上げてください。
一般に体調が悪い時、くやしいことが昼にあった時は歯ぎしりになりやすいと言われています。また、歯の生えはじめに歯の感触を楽しむため、歯ぎしりをすることがあります。

寝かせ方                          →閉じる

眠りに入る時のスタイルはその子その子で随分違いますが、心が落着く工夫をしましょう。
部屋を薄暗くする、静かな音楽をかける、背中をトントンする、髪や耳をなでる、手を握る、足の裏をそっと押すなど工夫してみましょう。また、心が落着くためには、お布団に入るまでの儀式がいつも同じように流れていることが大切です。トイレへ行き、歯をみがき、パジャマに着がえ、絵本を読んでもらい...と、一連の儀式が流れていくうちに自然と心と体の準備がされていきます。