子育てQ&A − 14.問題行動

登園・登校をしぶる            →閉じる

何もかも満たされた快適な家庭生活が保証されている今の日本において、その家庭を離れ、規律や我慢の多い集団生活に入っていくことは、子供たちにとって、多かれ少なかれ大変なストレスです。そのストレスをうまく乗り越えて成長していけるかどうかは、それまでの育ちと入っていく集団の質に大きくかかわってきます。担任と相談し、問題のありかを探りましょう。
幼児の場合、朝お母さんと離れるのがいやでぐずっていても、すぐに気持ちが変わり、元気に遊ぶことが多いのです。あまり深刻にうけ止めず、担任に様子をよく聞きましょう。
また、家でたっぷりと抱っこされたりして愛情をもらっていない子は、かえって分離不安に陥り、よけい登園・登校をしぶるということもあります。育ちをふり返るチャンスかもしれません。
集団の質に問題がある場合は、親は全力をあげて子どもを守らねばなりません。